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ウイスキー

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目次

英語表記:

Whisky

   

解説:

麦芽や穀物(大麦、ライ麦、とうもろこしなど)を原料とした蒸溜酒。

基本的な製造方法は、原料の穀物等を糖化させたあと、酵母を加えて発酵。数回の蒸溜を行い、オークの樽で熟成する。蒸溜されたばかりの原酒(ニューポット)は無色透明だが、樽熟成により、琥珀色へと変化する。
貯蔵年数は最低でも3~4年。

世界の主な生産地は、イギリスのスコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本の5ヵ所だが、南米のベネズエラ、アジアのインド、ヨーロッパではドイツなどでも造られている。
原料や製造方法、気候の違いにより、それぞれ特色のある味が形成され、それがウイスキーの奥深い魅力となっている。

語源は、ゲール語の「ウシュクベーハ(Uisgebeatha)」で、「生命の水」の意を持つ。ゲールとは大陸からアイルランド、ブリテン島に渡ったケルトの部族。「ウシュクベーハー」が「ウスケボー」となり「ウシク」「ウスキー」となり、やがてウイスキーとなった。
中世の錬金術師により、醸造酒を蒸溜する技術が発見されたといわれるが、いつ、どこでウイスキーが開花したのか明らかではない。記録として最初に現れるのは、12世紀。史書によると、1172年、イングランドのヘンリーⅡ世がアイルランドへ進攻した際、すでにアイルランドでは、大麦から蒸溜した酒を飲んでいたと記録されている。

ウイスキーの樽貯蔵による熟成が始まったのは、18世紀初頭。高い麦芽税からのがれるための、密造酒造りがきっかけである。それまで燃料として使用していた泥炭(ピート)を薄キーの麦芽造りに代用し、さらにウイスキーを入れる樽にはシェリーの空き樽などを流用。スコットランドの霧深いハイランド地方で、長く放置されていた樽の中のウイスキーは、円熟した芳香とコクをたたえるようになり、現在のモルト・ウイスキーの原型となった。

その後、アメリカ東部のケンタッキー州やテネシー州ではとうもろこしを原料とした華やかさが特徴のウイスキー(バーボンなど)、カナダではライ麦ととうもろこしを主原料としたライトでまろやかなカナディアンウイスキーが造られるようになった。

日本は、スコッチをモデルとしたマイルドで華やかな、バランスの良いウイスキー製法を確立した。国産ウイスキー第一号は、昭和4年(1929)誕生の「サントリーウイスキー白札」。

 
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